月曜から静岡に来ています。
県主催の企業が地域支援(CSR活動)を行うプログラムの講師として、今回は静岡市と焼津市での講演です。
今回は途中、県の防災教育施設「静岡県地震防災センター」を視察。
静岡県は以前から東海地震、現在の南海トラフ地震への警笛が鳴らされている地域です。
そのことから防災意識は高く、様々な予防策を進めています。
その一つがこの防災センターで、
過去の地震や津波についての掲示を行っており、
当日も中学校や婦人会などが学んでいました。
また、静岡県は震災後の対応についても研究が進んでおり、
全国の社会福祉協議会(災害ボラセン)で活用されている
避難所運営教材「HUG」も、震災前に開発しています。
これは実際に災害が起こった時に、
避難所をどのように運営すれば良いのかを学ぶもので、
ゲーム形式の教材です。
こういった誰もが参加しやすく、防災意識を持ちやすい教材も静岡は作っているのです。
その後は、場所を移動し清水へ。
静岡市が開園した、
こどもクリエイティブタウン「ま・あ・る」に。
これはこどもたちを対象に、
仕事体験やものづくり体験を提供する施設で
キッザニアの行政版といえば分かりやすいでしょうか。
1月10日に開園したばかりの施設を市の方と一緒に訪問しました。
この取り組みはとてもユニークなもので全国初。
静岡はこういった初となる取組みが多く、
フロンティア精神を持つ県民性なのですが、
あまりPRをしないせいか知られていません。
この「HUG」や「まある」のような、静岡のソフトパワーはとても素晴らしいものです。
東北の復興の参考になるものはたくさんあるので、色々学びたいと思います。